野寺摩子個展『空を 抱きし者たち』のご案内

皆さんこんにちは、野寺です。

今日は私が出展する写真展のご案内です。

写真を始めて10年目の去年、節目の年に挑んだ天王寺ミオでのポートフォリオ・レヴュー。

 作家が自分の仕事や作品をファイルにまとめたものをポートフォリオと呼びますが、文字通り、ポートフォリオを持ち込んで審査員の先生の前でプレゼンをすることをポートフォリオ・レビューと言います。

 昨年の秋にニトオイ・グループ写真展にて発表した作品『空を抱きし者たち』のウミネコ写真で応募し、菅谷先生に選んで頂きました。

レヴューで選ばれると、１年後にミオでの個展の権利が与えられます。

ということで、来月12/3～大阪・天王寺ミオにて他の２名の作家さんと同時に個展を開催します。

MIO PHOTO OSAKA 2014
場所： 天王寺ミオ 本館12階ミオホール
　　　　（JR、地下鉄「天王寺駅」直結 / 近鉄「あべの橋駅」すぐ）
日時： 12/3 ‐ 12/7 （11:00 - 20:00）
Web： http://www.miophoto.jp/

皆さまにご高覧頂きたく、どうぞよろしくお願いします。

ウミネコの翼に我が思いを託し、いざ飛び立たん！！！

by M.Nodera

はちかいめ、作品ファイル（2）

ニトオイへようこそ！

はちかいめ、作品ファイルの続きです。

【作品ファイルその６　近藤寿美子　Area 78】

降り立ったところは エリヤ７８

不思議な空気感の漂うこの町は！？ エリヤ78！！！

【作品ファイルその７　直江竜也　Maldive】

カメラマン遊びをせむとて モルジブに

モルジブの洋上にて撮影された美しい水の表情。

心洗われます☆

【作品ファイルその８　野寺摩子　まなざし2014】

エーテルのようなカメラで 姉妹撮る

ニトオイさんかいめにて展示された作品「まなざし」の続編。

５年を経て、いもうとは１０才に、お姉ちゃんは１２才に。

おんなの子から少女への端境期を切り取りました。

【作品ファイルその９　みやざきひろき　瓜実景（うりざねけい）】

太陽の塔も 長があ・・・・く 伸びをして

瓜実顔ならぬ、瓜実景。

太陽に向かって影が伸びるなど、レンズを通したどことなく不思議な世界。

【作品ファイルその１０　わじゅ　時間旅行 self - portrait】

我を抱き 椅子に座りし母想う

生まれた年に製造された椅子を我がに見立て、過去を辿った作品。

胸がきゅーっと切なくなります。

【作品ファイルその１１　わだたけのぶ　Monument】

産業を支え来たりて 今朽ちぬ

かつての日本の繁栄を支えた産業の面影。

自然に帰りし姿には、ある意味生命力を感じさせられます。

さて、さみしいですが「はちかいめ」はこれにてお終いです。

ニトオイの　十回超えを　思いつつ

　　　　　　　祝って締める　八回目かな

「はちかいめ」を終え、一区切りとなる再来年の「じゅっかいめ」が射程距離に入ってきました。　一同「じゅっかいめ」をめざし、さらに精進を重ねて参ります。

来年のいつもの時期、いつもの場所で皆さまにお会いしたいと思います。

皆さま、どうかそれまでお元気で健やかにお過ごしください。

これからも、ニトオイを応援くださいますようお願い申し上げます。

（川柳 by 川根さん）

by M.Nodera

はちかいめ、作品ファイル（１）

ニトオイへようこそ！

昨年度に引き続き、今年も会期終了日に会場での合評会が行われました。

もちろん、ななかいめの時同様、各自の発表のあとには名物のコレ。

そう、ニトオイの教育テレビで、マルチプレーヤーの川根さんの川柳。

川柳にのせて、今年の作品をご紹介いたしましょう☆

【作品ファイルその１　伊藤花　colorful】

いつの日か超えて見せるぜみかやみわ

みか→蜷川実花 / みわ→やなぎみわ

 最年少メンバーの花ちゃん、今年はパパと親子で参加くださいました。

生命力あふれる作品、将来が楽しみです☆

【作品ファイルその２　伊藤雅也  てっぺい】

笑う子を囲んで明るい家族あり

息子さん、つまり花ちゃんのおとうとがテーマの作品です。

てっぺい君の世界がぎゅっと凝縮されています。

【作品ファイルその３　小河康雄  Kalaallit Nunaat】

群青の次に来る色 当ててみな

 Kalaallit Nunaatとは、グリーンランドの意。

３年連続で北欧という、日本から遠い国をテーマに取り組まれました。　この次の展開が楽しみです！

【作品ファイルその４　川根佑介  Dive into complex world】

フラクタル やっと夢にも出なくなり

 はちかいめ唯一の映像作品。

次々と現れるフラクタル構造の図形が万華鏡のようでもあり、生き物のようでもありました。複雑な演算を要するこの作品、制作中はしばしばフラクタル構造の夢を見られたそうです。

【作品ファイルその５　小林久晃　edge】

煩悩を超えて 撮って撮りまくる

 デジタルのポラロイドで撮影された画像の集合体。

その数たるや108つの数を超える、110枚！あっぱれ！！！

つづく。

by M.Nodera